工事概要
開放型シールド工法
連絡管の施工で用いる開放型シールド工法は、トンネルの掘削に合わせてトンネルの壁となる鉄製の筒(セグメント)をその場で組み立ててトンネルを造る工法です。
連絡管施工前に、施工箇所の地盤改良を行ったり、掘削箇所の周囲を鋼管(パイプルーフ)で補強したりする等、施工中に土砂が崩れてこないように補強を行います。
連絡管施工手順
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①地盤改良
中間立坑構築完了後、連絡管施工箇所の地盤改良を行います。
地盤改良は地上部から施工を行い、地盤に特殊な薬液を注入して、施工中の地下水流出を防ぎます。 -
②シールド掘進(本管)
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③パイプルーフ施工
本管よりトンネル周辺に追加の薬液を注入した後、地盤崩壊を防護する鋼管(パイプルーフ)を連絡管施工箇所の周囲に施工します。
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④連絡管施工
パイプルーフ設置後、中間立坑側から連絡管を施工します。